犬しつけ③

エコモマイ! 

ドッグトレーナーの黒澤です。

東京都内でペットホテル、おうちで犬のしつけ保育を経営しています。

黒澤はワードプレスを利用してブログを書いています。

今日開いたらバージョンアップされていました💡使いやすくなったとのことですが、チンプンカンプン。一向にスラスラ書けません((+_+))

新しいものに慣れるのって大変です。

そう言えば、犬も実は新しいものに慣れるのって苦手なんです。ある事象が、異なる状況下でも現れることを般化というのですが、これが苦手です。

いつものヒトがいつもと違う恰好をしてると警戒します。

家の中🏡ではオスワリ出来たのに外でやったら出来なくなってるなんてこともよくあります。

でも気を付けたいのが『怖いこと』👻 恐怖は般化しやすいのです。

あれも怖いこれも怖い。そのうち柳の葉っぱすら怖がるかもしれませんよ?

そうならないようにするために色々犬に経験させて怖がりにならないように導いてあげなくっちゃね🌟

さて、本日は・・

犬の思春期について

触れてみたいとおもいます。

よく相談が寄せられます。

 『1歳頃から急に吠えるようになった 怖がるようになった・・』

思春期を迎え犬が犬らしく成長したと言えばそれまでですが

人間社会で一緒に暮らすには困ることもあります。

仔犬のしつけの総仕上げ。

ここで穏やかに導ければ後々困ることあまりないと思います。

出張トレーニングで黒澤に同行しているレフア。1歳ちょっと♂ 

穏やかな犬で、怖がりな犬のアシストをしたりと良きパートナー でした⁉

というのも最近、急に走り出したり怖がったり指示に対して何かむにゃむにゃ

ピーピー言ってます。パッリっとしてない。

そう、思春期の到来です。巷では反抗期 などとも言われます。

これは犬が精神的に大人らしく成長していくプロセス。

犬はこれまでにない反応を見せるようになりますが、こんなときこそ穏やかに導いてあげましょう♪

因みに大型犬は精神的成熟を迎える時期が遅いと言われてます。小型犬の場合、訪れはもう少し早いです。

起こりやすい行動としては・・

オスワリフセなどうまくできなくなる。

ニオイ嗅ぎ、散歩時に自分で好きな方向に行こうとする。

いままで怖がらなかったものを怖がるようになる。

異性に興味深々。

他の犬とうまく接することができなくなる。などなど

指示に対しては、できなくてもこちらがイライラしないことです。

▲この時期イライラは犬との信頼関係と作るうえで大敵ですよ

こちらがイライラしているとき、大抵、犬は少し離れて様子見。

触らぬ神に ってやつですね。

穏やかで大好きなママパパ 触れない神のような存在(近寄ってこない) 

犬にどっちに思われたいですか?

穏やかにおだやかに🌟

ある時から、レフアは後ろから走ってくる車の大きな音を怖がるようになりました。車の大きな音がすると耳を後ろに引き一瞬体が硬直するような様子。

犬らしい警戒心が芽生えてきた現れですが、車を怖がってはお仕事に支障をきたします。

思春期は精神的にも大人になる大事な時期です。

ここで怖がり癖をつけてしまうと、怖がりが定着した後々では治すのが困難になってしまいます。

克服してもらいましょう。

小さな車の音や道路から少し離れたところから徐々に慣らしていく

系統的脱感作もトレーニングとしてはありですが、

こんな時 黒澤は、精神的に大人な他の犬に助けてもらいます。

犬のことは犬に聞けって感じです。

いつも出張留守番のメリア。2歳♀ 特に車を怖がったりしません。

そこで 車通りの多い道を散歩コースに変え2頭連れ立って散歩するようにしました。

レフアの耳や肩のニオイを嗅ぐしぐさ まあ落ち着きなさいよ て感じでしょうか。穏やかなメリアの傍で レフアも落ち着くことを学びます。

何度か連れ立って散歩するうちにレフアが一瞬硬直するようなしぐさがなくなりました。怖くないんだって学べたようです。

仔犬の社会化期ももちろん大事ですが

思春期の過ごし方で最終的に子育てうまくいったかいかなかったか分かれます。

怖がりや混乱、逃避、他の犬との接し方など、犬が出すシグナルを

良く観察し穏やかに導いてあげましょう

それではまた! ア フイ ホウ✨